Published: 2025-09-12 11:45

「ぼく、捕まっちゃうの？」早朝のファストフード店に警察が出動→5歳男児が1人で外出、驚きの理由にあ然「まさか1人でいくとは…」

早朝のファストフード店に、警察が“まさかの理由”で出動した。警察のボディカメラがとらえた、思わず笑ってしまうような映像が話題を呼んでいる。

【実際の映像】警察のボディカメラ映像。男の子の様子はこちら

米フロリダ州のジャクソンビル保安官事務所は、6月24日早朝に起きた通報の様子をSNSで公開した。巡査が駆けつけたのは、人気ファストフード店「チックフィレ」のマンダリン店。ほとんど客がいない早朝の店内にポツンといたのは……男の子。

そばに付き添っているのは店のマネージャーで、男の子の保護者は見当たらない。朝食を楽しんでいたのは、近くに住むウィリアムくん（5）。1人で来店したようだ。

マネージャーが「お家がどこか、わかってるんだよね？」とウィリアムくんに問いかけると、「通りの向こう側だよ」とハッキリと答えている。

ケリー巡査が「どこに住んでいるのか、見せてくれるかな？」と尋ね、ウィリアムくんをパトカーに連れて行くと、ウィリアムくんは“まさかの一言”……

これにケリー巡査は「捕まえないよ」と笑ってしまう。

“口達者”なウィリアムくんの道案内のもと、パトカーで周辺をドライブすると、お家が見つかった。

ペリ巡査によれば、「この地区で最も警備がしっかりした家」だというウィリアムくんの家。たしかに大人が通り抜けられる隙間はなく、家の周りはすべて高い柵で囲まれている。

なんとか敷地内に入り、ウィリアムくんの両親を呼び出すと、2人は「冗談でしょ？」と信じられない様子。なんとウィリアムくんが家出したことに気づいていなかった。

「ちょっと怖いです。何が起こっているのか、まったく理解できていませんでした」と母ビクトリアさん。

「一緒に歩いて行ったこともあるので、息子はたしかに店への行き方を知っています」

「でも、家の中の誰も起きていない早朝に、彼が一人で店に行くなんて思ってもみませんでした」

ビクトリアさんいわく、ウィリアムくんが自分でドアの鍵を開けたことは今までなかったという。柵をすり抜けることも予想していなかったようだ。

一方、父フィルさんは、ウィリアムくんの様子が少し変わっていたと話す。

「ウィリアムが怖がっているのか、泣いているのか、動揺しているのかと心配していました」

「でも彼はいつもより静かだった。ウィリアムにしては珍しいことです。これがいかに深刻なことか、彼は理解していたと思います」